INTERVIEW

社員紹介

INTERVIEW 01

建造した船を
引き渡したときの

達成感が仕事のやりがい

入社年月2008年3月31日

艤装課 機電係 係長 K.Tさん

01.主な仕事内容は?

私が担当するのは機関室の建造や船を動かす主機関、プロペラ、軸などの据え付けを行う工程管理等です。また、運航するためのオペレーションや海上試運転を行い、海外や日本の船主様に船を引き渡しています。

02.働くうえで意識していることは?

私たちが造る船は全く同じ船になることはありません。そのため、どんな船を造っているときも「この船は世界で一隻しかないオリジナルなんだ」という意識を持ち、毎日真剣に仕事に取り組んでいます。

03.職場の雰囲気は?

気さくな人が多い職場です。おおらかで、つらいことも笑い飛ばせるような豪快な人が多いと感じています。

04.入社の決め手は?

工場見学をした際、大きな船が世界の海で活躍するというスケールの大きさに感銘を受け「大海原を走る船を造りたい」と強く感じたことが決め手となりました。

05.入社してからのギャップはありましたか?

思いのほか専門性があり、知れば知るほど、知識や経験が不足していると感じます。10年以上勤めていますが、未だに学ぶことがたくさんあり、とても奥深いです。また、個人で黙々と仕事をこなしていくのではなく、チームで仕事をしていくスタイルなのでとても驚きました。

06.仕事のやりがいは?

建造した船を引き渡したときに何とも言えない達成感があります。建造過程の最後までずっと担当しているので、船に愛着が湧いてきます。ちょっとした寂しさや「これから頑張れよ」という、船に対する激励の気持ちを感じることもしばしばあります。

07.今後の目標は?

数年後には新型船の建造がスタートします。今までとは違い、厳しい排ガス規制に対応した最新技術を使用した船になるため、さらなる知識と技術の向上に努め、より良い品質の船を建造し続けることです。

08.社会へ出る学生へ応援の言葉は?

不安なことがたくさんあると思いますが、「とりあえずやってみよう」という気持ちで様々な事へ挑戦してください。やってみれば意外とできるかもしれません。失敗もありますが、それは自分の知識と経験になります。特に経験は、買うことができません。経験することでしか得られないものがあります。何事もやってみることで人生をより豊かにしていってください。

INTERVIEW 02

より良い商品、より良い
作業性の向上に日々向き合う

入社年月2008年3月1日

船殻課 外業係 係長 K.Oさん

01.主な仕事内容は?

船殻課外業係は、組立で製作されたブロックを更に大きな船体ブロックに取付・溶接をしたり、船台へ搭載し、船の形にしてゆき、進水させる部署です。私はその船体ブロックの搭載工程の管理や、進水の為の準備工程を管理し、必要な人材の調整、業者との話し合いをしています。

02.働くうえで意識していることは?

各作業者が安全に作業を行い、また、作業性を向上させることです。社員全員が誰かの「大切な人」なので、怪我をして生活に困らないように、特に安全には気を付けています。また、各作業者の安全意識を高めるよう心がけています。

03.職場の雰囲気は?

チーム一丸となって船を造っているので、活気があります。お互いが助け合い、作業が遅れているときは皆で遅れを取り戻せるように協力し合っています。

04.入社の決め手は?

ものづくりに興味があったからです。やはり、「自分が作ったもので社会に貢献できる」というのは働き甲斐があります。日本は島国なので、何をするにも船が必要になります。その船を造ることに携われることが決め手となりました。

05.入社してからのギャップはありましたか?

ものづくりといっても、あまりにも規模が違いました。最初は船の大きさにびっくりしていました。船は飛行機や車よりずっと大きくて、世界の乗り物の中で、一番大きな構造物なのだと入社してから知り、また、体感しています。

06.仕事のやりがいは?

無事に船を完成させ、進水をさせたときです。船が海水に浮かぶまで、問題なく造れているのかわかりません。船は鋼の塊で、繋ぎ合わせて造っています。進水で海水に浮かび、水漏れや船体へのダメージもない状態なのを確認すると、ホッとすると同時にやりがいを感じます。

07.今後の目標は?

品質・作業性・作業環境・安全性をさらに向上させることです。よりよい商品を、そしてより容易に作業ができるように何ができるかを考えています。

08.社会へ出る学生へ応援の言葉は?

社会人になると最初はしんどく、つらく、嫌になることが多々あると思います。何事も投げ出さずに進んでいくと必ず自分が成長していると感じるときが来ます。そして、いい方向に進んでいると感じるときが必ず来ます。頑張ってください。

INTERVIEW 03

自分達が造ったモノが
世界で活躍できる

入社年月 2004年3月30日

船殻課 外業係 第一外業職 組長 T.Kさん

01.主な仕事内容は?

クレーンを使った船体ブロック搭載の準備、搭載を行っています。また、その船体ブロック区画同士を船の形に繋げるときに、ズレがでないように精度管理を行っています。この精度管理を精確に行うことで、船が航行するときの環境抵抗を減らすことができます。抵抗が減ると無駄なコストを削減でき、環境に優しい船になるので丁寧に行うことを心がけています。

02.働くうえで意識していることは?

安全第一でケガをすることのないように気を配っています。

03.職場の雰囲気は?

にぎやかで、元気な職場だと思っています。いつも明るく挨拶を交わしています。

04.入社の決め手は?

自分達が造ったモノが世界で活躍できると思ったからです。

05.入社してからのギャップはありましたか?

特にないです、想像していた通りでした。

06.仕事のやりがいは?

進水式で船が進水するときに感じます。何度も進水作業を行ってきましたが、毎回違う船を見送り、また、苦労したことや経験が異なるので進水のたびに達成感や感動を覚えます。

07.今後の目標は?

他社に負けない品質のいい船を造ることを常に意識しています。

08.社会へ出る学生へ応援の言葉は?

最初からできる人はいません。失敗して、仕事は覚えます。なんでも、何度でもチャレンジしてください!

INTERVIEW 04

自分が「この船の部位や
区画を造った」という
湧き上がる高揚感

入社年月2016年4月1日

船殻課 外業係 第3外業職 T.Kさん

01.主な仕事内容は?

主に船の外板やデッキ、タンク等を溶接しています。その他玉掛けをしたり、水試も担当しています。水試というのは、溶接後のタンクや密閉空間に圧縮空気を入れて、溶接箇所から空気の漏れがないか確認し、また、水をタンク内に張ってタンクの壁面が湾曲しないかを確認する仕事です。少しでも欠陥があると大変なことになるので、充分に気を付けて作業を行っています。

02.働くうえで意識していることは?

ケガをしないように安全に気を付けています。「モノづくり」の作業場は、忙しなく変化していきます。決められた期間に決められた過程まで船を造る工程が進んでいなければなりません。そのため、一つの部位に取り付ける部品や器具が、周囲に纏めて置いてあることが多いです。ちょっとした不注意でそういった機器や器具を破損しないように、また、自分自身もケガをしないように気を付けています。

03.職場の雰囲気は?

働きやすくて、すごくいい雰囲気です。冗談を言い合える仲間と、指導をしてくださる先輩がいてとても恵まれているなと感じています。

04.入社の決め手は?

会社のホームページを見て入社を決めました。もともと県内で就職しようと思っていました。転勤がなく、福利厚生が良いことも決め手になりました。

05.入社してからのギャップはありましたか?

船の大きさに驚きました。「モノをつくること」を職業にしたいと考えていましたが、入社まで間近で船を見る機会がなかったです。

06.仕事のやりがいは?

自分が「この船のこの部位や区画を造った」という湧き上がる高揚感があります。また、製品になってからは見られない、造船の裏側を見ることができて満足しています。

07.今後の目標は?

会社に貢献したいという気持ちを強く持っています。学生から社会人になって今まで、未熟な自分を育ててくれた同僚、会社に対する感謝の気持ちがあります。もっとよい会社になるように、もっとよい船が造れるように、一歩一歩着実に自分自身が成長して、貢献できたらいいな、と思っています。

08.社会へ出る学生へ応援の言葉は?

元気に楽しく毎日を過ごしてください。社会に出ると考えてもどうにもならないことや、飲み込むしかないことが多くあると思います。そういう時は笑ってみるといいと思います。笑って日々を過ごしていると、気付いたときにはいい方向に進んでいるかもしれません。

INTERVIEW 05

巨大な船を人が造るという
スケールの大きさに
ワクワクした

入社年月2009年4月1日

船殻課 組立係 組立職 組長 R.Mさん

01.主な仕事内容は?

鋼板の溶接をして船体ブロックを造り、造られた船体ブロックの溶接が欠陥のない仕上がりになっているのか検査をしています。

02.働くうえで意識していることは?

常に品質の良いものを造れるように気を付けています。

03.職場の雰囲気は?

和気あいあいとしています。作業の効率や問題点について誰でも意見することができます。

04.入社の決め手は?

「どういう仕事をしたいか」「どういう仕事なら一生続けていこうと思えるか」考えたときに、「形に残せて、夢のある大きな仕事がしたい」と漠然と思いました。巨大な船を人が造るというスケールの大きさにワクワクしたことが決め手です。

05.入社してからのギャップはありましたか?

船の形になるようにそのまま鋼材を繋いでいくと想像していました。しかし、私の担当する組立の過程は船の船体ブロック(完成品の船の形)を逆さまにして造ったりするので、最初は混乱しました。

06.仕事のやりがいは?

鋼板から船の形になって、進水していくときにやりがいを感じます。「この自分達が造った船が、日本に必要な物資を運んでくるんだ」と考えると誇らしさを感じます。

07.今後の目標は?

当社の造船技術を守り、後代に伝えていくことです。

08.社会へ出る学生へ応援の言葉は?

失敗を恐れず、何事にも、まずは挑戦してみてください!

INTERVIEW 06

小さな達成感の連続で、
自らの実力の向上を
感じられる

入社年月2015年4月1日

船殻課 組立係 組立職 K.Tさん

01.主な仕事内容は?

鋼板の加工と切断を行っています。鋼板が水切り場から引き揚げられて、工場内で選別されます。その後、船体ブロックを造る前段階として、鋼板を任意の形にNCレーザー切断機等を使用して切断していきます。私はその切断に関連する全般を担当しています。

02.働くうえで意識していることは?

決められた工程通りに、計画したように、仕事を進めることです。私だけではなく全員がそうですが、工程通りに仕事を進めないと私以降の過程を担当する人達に迷惑をかけてしまいます。そのため、工程が遅れるような作業をしないよう、効率よく仕事をするよう心がけています。また、趣味として人間観察が好きなので、職場の人間関係を観察しています。

03.職場の雰囲気は?

とても風通しがいいです。先輩たちにも話しかけやすく、わからないことがあればすぐに聞けます。休憩時間に気軽に雑談できることもいいと思います。

04.入社の決め手は?

造船所の仕事が身近だったため、想像がしやすかったです。また、一つのことを極めていくスタイルは私の性格とよく合っていました。黙々と仕事をして、こなせる仕事量が増えてという段階を繰り返すことは小さな達成感の連続で、自らの実力の向上を感じています。

05.入社してからのギャップはありましたか?

私が担当しているのは、船の形になる前の鋼板の段階です。船がかなり大きいので、何を造っているのかわからないなあと思うことがちょくちょくあります。

06.仕事のやりがいは?

造船所ならではの経験を積めることです。造船は他の製造業とは異なる仕事の仕方だと思っています。一つのことに集中するその傍らで、別の仕事にも携わって自分の仕事だけをしていればいいわけではありません。隙間時間に自分達で必要なものを工作することもあります。

07.今後の目標は?

なんでも任せられる職人になることです。一つずつ段階を経て、担当過程の中で「この人に任せれば大丈夫だ」というポジションを築きたいと密かに計画しています。

08.社会へ出る学生へ応援の言葉は?

自分のやりたいことが見つけられるよう、多くの経験をしてもらいたいです。学生の時は親に守られていて、でもそれに気づくのは社会に出てからです。親の理想、自分のやりたいこと…何がどこで繋がっているのかわかりません。たくさん遊んで、勉強して、苦労して人生を楽しんでいきましょう!

INTERVIEW 07

お客様のもとに
引き渡されるときに
大きな達成感を感じる

入社年月2019年5月21日

艤装課 機電係 機装職 S.Oさん

01.主な仕事内容は?

主機関という船の推進力を生みだすためのエンジンを据え付けたり、その推進力を受けて船を前後進させるプロペラを取り付けるなど、大型で重要な品物を船に据え付けています。

02.働くうえで意識していることは?

私が担当している仕事は、船が航行する上で非常に重要な部分であるため、できるだけ丁寧で正確な仕事をするよう心掛けています。 また、仕事場所としては階段や狭い場所での作業が多くあり、決して安全な場所での仕事とは言えません。そのため、自分や同僚がつまづいて転倒しないように道具やごみを整理整頓するように心掛けています。

03.職場の雰囲気は?

幅広い年代が在籍していますが、雑談はもちろん、気軽にアドバイスを受けることもでき、親しみやすい雰囲気です。

04.入社の決め手は?

学生時代には船員の養成学校に通っていたため、得た知識を生かすことができました。また、海事産業に携わることで島国である日本を支えられると思ったことが入社の決め手でした。

05.入社してからのギャップはありましたか?

入社するまでは完成した船しか見たことがなかったため、建造中の船の内部を見たときは思っていたより多くの未取付品が床においてあり、ごちゃごちゃ入り乱れていて驚きました。建造終盤になると整然とするので毎度感心しています。

06.仕事のやりがいは?

船が進水した時や船がお客様のもとに引き渡されるときに大きな達成感があります。また、建造した船が荷物を運んで活躍することを想像するとわくわくしてやりがいを感じます。

07.今後の目標は?

与えられた仕事をできるだけ効率よくこなし、時間外労働を減少させようと思います。

08.社会へ出る学生へ応援の言葉は?

苦しいことが多いと思いますが、無理をせず、一日一日を精一杯生きましょう!

INTERVIEW 08

環境に配慮した
次世代の船を建造しており
面白そうだと感じた

入社年月2022年2月1日

艤装課 機電係 機装職 R.Kさん

01.主な仕事内容は?

私が担当しているのは、船を造る最終段階の過程です。船が動くためにはエンジンやポンプが必要になります。そうした機器類が機能するのか運転したり、機能させるにはどうしたらいいのか運転の準備をすることが仕事です。

02.働くうえで意識していることは?

扱っている機器類の一つ一つがとても高額な品であり、注文してすぐに代替品が届くこともありません。そのため、機器類を慎重に取り扱い、壊さないように気を付けています。

03.職場の雰囲気は?

仕事と休憩のメリハリがついています。休憩時には雑談をし、仕事時には真剣に取り組んでいます。

04.入社の決め手は?

前職も造船の仕事をしており、新造船を造っていたいという気持ちがありました。今の会社は環境に配慮した船等、次世代の船を建造しており、「面白そうだ」と興味を持ったことが決め手になりました。

05.入社してからのギャップはありましたか?

完全休日になる日があったり、有給が自由に取得できるので、予定が立てやすいです。

06.仕事のやりがいは?

オーダーメイドなので、毎回、一隻一隻違う船を造ります。そのため、船が完成して試運転を行うときに問題が発生することもあります。色々な問題点を解決して引き渡しをしたときは、達成感と感動を覚えます。

07.今後の目標は?

扱ったことのない機器がまだあるので、取りこぼさないよう一つ一つ覚えていきたいです。

08.社会へ出る学生へ応援の言葉は?

「働く」ということは「お金をもらう」ということなので、責任感が常に必要になります。
辛いこともありますが、楽しいこともあるので気長に頑張って行きましょう。

RECRUIT

100年以上の歴史を持つ造船専業メーカー「新来島どっく」。当社はそのグループの一 員として、東広島市を拠点に、船舶の製造・修理を手がけています。多種多様な船舶を建造するので、プロフェッショナルになるための多くの知識と経験を得られます。

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